専門医が答える
デリケートケアQ&A

  • Q. クリニックの黒ずみケア方法は何ですか?

    クリニックには、メラニンの合成を強力にブロックする、ハイドロキノンクリームやレチノイン酸クリームを処方してもらえます。また、ビキニラインや外性器周りのレーザー脱毛は、ムダ毛だけだはなくメラニンも効率よく減らしてくれます。又、ケミカルピーリングで古い角質を落として肌代謝を促す方法や黒ずみを手術によって除去する方法もあります。

  • Q. デリケートゾーンの黒ずみ改善は時間がかかるものなのでしょうか?

    デリケートゾーンはメラニン活性が高く、お肌が薄くてトラブルを起こしやすいため、色素沈着を起こしやすい部位です。黒ずみの改善は時間を要します。また、繊細で色素沈着も起こしやすい箇所です。何かをしてすぐに黒ずみが良くなり、美白になるということは難しいものです。根気強く続けていく必要があります。

  • Q. デリケートゾーンの血行促進をするメリットを教えてください。

    専用オイル配合のエッセンスでマッサージする事で血行が良くなりお肌が柔らかくなってくるため、外陰部の萎縮改善効果があります。できる事なら毎日1回1分程度マッサージすることがおススメです。皮膚を柔軟にし保湿されるのはもちろん、血行を促進して、メラニンを含んだ老廃物を俳出し、出産などで傷んだ膣の粘膜を修復することができます。ターンオーバーが正常だと、メラニン色素をスムーズに排出できます。

  • Q. お酒やたばこはデリケートゾーンの臭いにつながりますか?

    一般的に喫煙は体臭に影響します。喫煙をすることで免疫力が下がり血腋循環も悪化、悪い菌が増殖し、おりものが増加しやすくなり、においやすくなるといわれています。飲酒ですが、大量に飲酒をする事が続くと体臭を出しやすい体質になる事もありますので、注意が必要です。

  • Q. 洗いすぎは良くないと聞きますが、臭いが気になる時どう対処すればいいでしょうか?

    量やニオイが気になるからといって、デリケートゾーンを洗い過ぎるのは逆効果です。雑菌から膣や子宮をまもってくれる常在菌まで滅菌し、膣の自浄作用を低下させるからです。また洗剤でかぶれたり、乾燥したためにかゆみがおこったりすることにもなります。おりものは、膣やデリケートゾーンのうるおいはある程度は必要なものです。洗い過ぎて乾燥しないように注意して下さい。

  • Q. 外陰部におきるトラブルはどのようなものありますか?

    外陰部とは、外性器とも呼ばれる、陰核(クリトリス)、大陰唇、小陰唇、膣口などを含む部分を指します。ナプキンや下着によるかぶれから膣炎、ヘルペス、バルトリン腺のう胞・バルトリン腺炎、外陰掻痒症、尖圭コンジローマ、外陰がん、誰でも経験するような「かゆみ」のような症状から「がん」のような病気まで程度もさまざまです。正しい陰部のケアを行いトラブルを未然に防ぎましょう。

  • Q. すそわきがとは何ですか?

    人の身体には「エクリン汗腺」と「アポクリン汗腺」という2つの汗腺があります。このうちのアポクリン汗腺から出る汗がわきがの原因とされています。アポクリン汗腺から出た汗に含まれる脂肪や尿素、アンモニアなどの成分が皮脂腺から分泌される脂肪酸と混ざり合って、さらに皮膚にある常在菌によって分解されることで強いニオイが発生します。アポクリン汗腺は、脇以外に耳の中・乳輪周囲・性器・肛門にあり、わきがと同じようなニオイが発生します。陰部(デリケートゾーン)からのニオイは「外陰部臭症」といって、これを通称「すそわきが」と呼びます。

  • Q. 冬場はのデリケートゾーンケア対策はありますか?

    特に、冬は身体や顔も乾燥しやすいように、デリケートゾーンも乾燥しやすく、敏感になります。そういった時期は、洗いすぎずできるだけ保湿をしっかりと行っていきましょう。コットンに美容液やオイルと浸し数分パックしたりすることをおススメします。体や顔と同じように、保湿を行うことは「かゆみ」「痛み」だけでなく「黒ずみ」「臭い」を予防することにもなるのです。

  • Q. 痒み・かぶれの原因で考えられる原因は何がありますか?

    デリケートゾーンの皮膚は粘膜に近く、下着で常に覆われていたり、締めつけていたりするため、温度や湿度が高くなり、ムレやすい環境にあります。また、汗をかいたり汚れが付いたりしやすい場所であることから、かぶれを起こしやすくなっています。生理中はもちろんのこと、ナプキンの素材があわない。きつめの下着をつけている。膣の中まで洗ってる。ナプキンの取り換え頻度が少なすぎるなどが原因として考えられます。

  • Q. デリケートゾーンがかぶれた場合の処置法を教えてください。

    デリケートゾーンがかぶれた場合は、デリケートゾーンを清潔な状態で保つ事。トイレに行くたびに「かぶれ」や「かゆみ」を感じる部分を「専用のウエットタイプのシート」などでふき清潔な状態を保ちます。ウォシュレットなど洗浄便座で洗浄するのも効果があります。しかし、過度に拭きすぎたり、洗いすぎると、必要な皮脂まで洗い流してしまい、逆にトラブルの元となりますので注意して下さい。

  • Q. おりものってなに?

    おりものは、女性のカラダをまもるための大切なものです。子宮頚部、子宮内膜、膣から出る酸性の分泌物で膣内部のうるおいを保って粘膜を守ったり、汚れを排出したり、バイ菌などが子宮内に侵入するのを防ぐ役割があるり、女性のカラダをまもる大切なものです。また排卵時には、ゼリー状に変わり、精子を受け入れやすい状態にします。

  • Q. おりものが多い時と少ない時があるのは何故?

    おりものは、女性ホルモンと密接な関係があり排卵期にもっとも分泌量が多くなります 。そして生理周期に合わせて色や粘度が変わります。一般的に、毎月の生理(月経)が終わったあと2〜3日はほとんどおりものが出ませんが、それから排卵期に向けて少しずつ増えてき、排卵期には生卵の白身のような透明のゼリー状のよく伸びるおりものが出ます。排卵後はおりものの量が減り、粘り気のある黄白色のおりものに変化します。こうしたおりものの変化は、女性ホルモンの分泌が正常である証拠で、生理周期を把握するのにも役立ちます。

  • Q. 悪い状態の膣とはどんな状態ですか?

    老化により膣から潤いが失われると膣壁が薄くなるため膣の中のザラザラやデコボコはなくなってきます。膣壁はつるつるになり膣そのものもだんだん委縮してきてやがてカサカサになります。同時に膣口や会陰も硬くなり、大陰唇や小陰唇はしぼんできます。うるおいがなくなるため膣の中にいる桿菌が減少、膣内の自浄作用が弱まり雑菌にも感染しやすくなります。

  • Q. おりものにかたまりが出たのですが、異常な事なのでしょうか?

    女性は、体調や月経周期によりおりものの状態が変化します。通常、おりものは、粘性のある液状ですが、たまに透明なゼリー状のかたまりのおりものが出る場合があります。これは、排卵期によくみられる症状で、これ自体は特に問題があるわけではありません。

  • Q. おりものシートは使った方がよいのでしょうか?

    おりもので下着が汚れたままになり、そこから雑菌が繁殖することもあるので、おりものが多い日などはおりものシートを使用する方がいいですが、おりものシートは蒸れやすいため、長時間の使用は避けましょう。オーガニック素材のナプキンや布ナプキンをおすすめします。

  • Q. 排尿時にデリケートゾーンが染みるのですが、何が原因でしょうか?

    おしっこをした時にしみたり、かゆみがあったり、ヒリヒリとした痛みがある場合は、膣炎の可能性があります。特に、膣炎の中でも病原菌が原因となり引き起こされる炎症として細菌性膣炎、カンジダ膣炎、トリコモナス膣炎、淋菌性膣炎などがありますが、排尿時にひりひりしみたり、焼けるような痛みが生じる場合があります。自然に治るということはほとんどないのですぐにお医者さんに診てもらい治療をしましょう。

  • Q. デリケートゾーンに出来るしこりにはどのような種類がありますか?

    しこりが膣の外側にみられる場合は、毛嚢炎や外陰脂肪腫が考えられます。毛嚢炎とは、毛穴に雑菌が入って炎症を起こした状態のことです。そして、外陰脂肪腫とは脂肪です。又、膣の内側や別の部位だとすると、違う病気の可能性もありますので、一度産婦人科での受診をオススメします。

  • Q. デリケートゾーンにニキビのようなものが出来たのですが、これは何ですか?

    デリケートゾーンにできるニキビのようなものはいくつか種類があります。粉瘤・毛嚢炎・外陰ヘルペス・尖圭コンジローマなどです。少しでも、異変を感じたら病院で診てもらい適切な治療をしてもらう様にしましょう

  • Q. デリケートゾーンにニキビのようなものが出来たときは、どのような対処をすれば良いでしょうか?

    デリケートゾーンにニキビができた場合は、通気性の良い下着をつけるようにするなど、蒸れや刺激を軽減するように心がけましょう。また、清潔にすることも大切ですが、洗浄力の強いボディーソープなどでゴシゴシと洗ってしまうと、余計に肌を傷つけたり、刺激を与えることでニキビを悪化させてしまうことがあります。極力お肌に優しいデリケートゾーン専用の洗浄剤で優しく洗うようにしましょう。

  • Q. 陰部にデキモノが出来ましたが、ニキビですか?それとも何かの病気でしょうか?

    陰部にできるニキビのようなものの多くは毛嚢炎(もうのうえん)といい、毛包炎(もうほうえん)といわれることもあり、ひとつの毛穴の奥で毛根を包んでいる毛包に原因菌が入り込み感染する皮膚病の一種です。汗をかいたままで皮膚の衛生状態が悪い時や、生理中、カミソリなどで毛穴が傷ついていると感染しやすいです。

  • Q. デリケートゾーンのニキビと粉瘤の違いを教えてください

    粉瘤の特徴としては、ニキビとよく似ているのですがアクネ菌などが原因になっているのとは違うので、肌が赤くなったり痛みやかゆみが出るということもなく、たまたま触った時に粉瘤が出来て肌がポコっと膨らんでいることに気づくという人が多いのです。

  • Q. 萎縮性膣炎とはどのような症状ですか?

    症状としては淡黄色の粘っこいおりものがみられ、外陰部のかゆみや痛みをともない、症状が重いときにはおりものに血液がみられ、このとき膣の粘膜は赤くただれ、膣粘膜からの点状出血が認められることがあります。一般的に、萎縮性膣炎は閉経後、更年期の高齢の女性がなるといわれていますが、ストレスや生活環境やバランスの乱れなどでホルモンバランスが乱れた女性、若年性更年期障害の女性も同様な事が起こる可能性もありますので注意が必要です。

  • Q. デリケートゾーンの感染を防ぐにはどのような事に注意すればよいでしょうか?

    病気を防ぐために日常的に自身で気をつけたいのは、陰部を清潔に保ち乾燥させないこと。毎日のケアとしてやさしく洗い保湿をして下さい。下着は締め付けがあまりない清潔なものをつけましょう。また、疲れやストレスをためないように、きちんと睡眠をとることも大切です。セックスの際は、コンドームを使用するようにしましょう。使用していても感染するケースはありますが、リスクは大幅に減少します。

  • Q. デリケートゾーンが老化現象を起こすとどうなりますか?

    デリケートゾーンは日常生活の中で刺激や負担を与えてしまっていることが多く、年齢を重ねると顔と同じように老化していきます。そして体の中で最も老化が進みやすいパーツでもあります。子宮は90%がエラスチンで出来ておりエラスチンは26歳から減少していき40歳では消失すると言われています。子宮の内膜も薄くなり分泌量も減り乾燥しやすくなり様々なトラブル(妊娠・生理不順・子宮脱・お肌のトラブル・機能低下)が出やすくなりますので30代からお手入れが必須です。40歳を過ぎると加速していき老化がもたらす健康上のさまざまなトラブルの原因ともなっていくのです。早い段階からケアが必要になってきます。気になりはじめる前の20代後半くらいから対策を始めておきたいところです。

  • Q. 女性ホルモンの乱れはデリケートゾーンの悩みに関係してくるのでしょうか?

    女性ホルモンが減少すると皮膚や粘膜が乾燥しやすくなります。そのためデリケートゾーンも乾燥をし、肌荒れ、かゆみが出たりします。特に、更年期になるとぐっと女性ホルモンの量も減少し、こういった症状に悩まされやすくなります。妊娠中も体内の水分が不足しがちになったり、皮膚が敏感になったりし、デリケートゾーンの違和感で悩まされることもあります。

  • Q. マッサージは何故行う必要があるのでしょうか?

    エッセンスケアまたはオイルケアは、加齢による膣壁の劣化や粘液力の低下に対して、潤いを補うために取り入れて頂きたいケアの1つです。潤い効果が得られると同時に、マッサージをすることで血行を促し傷んだ粘膜を修復することができます。乾燥してシワシワになっていた膣にふっくらとした弾力やハリが生まれ、女性器を柔らかくすることにつながります。女性器が柔らかくなるという事は骨盤底筋群が弾力や柔軟さを取り戻してくれるので排泄のトラブルを回避・軽減することができます。

  • Q. 粘膜が乾燥するとどのような症状がでますか?

    膣の粘膜が乾くと、粘液が出ないことによって潤いや弾力性が失われ血行不良になると膣壁が薄くなり粘液力は低下します。その状態では体はむくみや冷え性に陥りやすく生理痛がひどくなったり肌や髪、爪などにハリがなくなり一気に老化が加速します。そして病原体などの異物をブロックする力が弱くなる為感染にかかりやすくなります。女性特有の不妊症更年期障害、うつなど精神面にも深くかかわってきます。

  • Q. シェービング中の注意点はありますか?

    カミソリを使う方はシェービングフォームをアンダーヘアにつけてから剃ってください。 シェービングフォームを使うことでカミソリの滑りをよくして肌への負担を大幅に減少させます。 石鹸やボディソープでも代用は可能ですが、カミソリの滑りを良くするためのアイテムではないためできる限り専用シェービングフォームを用意することをオススメします。 シェーバーを使用している方は刃が肌に当たらないように気をつけながらゆっくりと剃ってください

  • Q. デリケートゾーンのケアはどの女性にも必要でしょうか?

    女性としていつもでも輝くための最大のコツは膣周りのケアをする事です。膣周りを清潔に保ちきちんと潤いがある状態に保つことが何より大切な事です。しっかり粘液を出せる状態の膣にしておくことは免疫力を高めることにつながります。免疫力が上がれば健康でいることが出来ますし、粘膜は脳とつながっており精神面まで影響を及ぼしますのでいつまでも大らかで若々しさを維持することができます。

  • Q. ウォシュレットでデリケートゾーンにトラブルが生じる事はありますか?

    ウォシュレットで洗うこと自体は清潔にする意味で悪いことではありませんが、使用するときも水圧が強いと良く汚れが落ちるような感じもしますが汚れが落ちる事より強い水圧でデリケートゾーンに刺激を与える事の方がトラブルの引き金にもなりますので注意が必要です。

  • Q. 性交痛の原因を教えてください

    性行為のときに女性が濡れるのは、膣内から膣分泌液がにじみ出るからです。膣分泌液にはペニスの挿入をスムーズにする潤滑剤の役割があるので、分泌量が少なくて十分に濡れないと、挿入時にこすれて痛みを感じやすくなります。緊張や不安、ストレスなど、精神的な要因で濡れないこともありますが、そういった要因がないのに濡れない状態が慢性化しているなら、膣乾燥症かもしれません。

  • Q. 膣トレのメリットを教えてください

    現代の日本では、40代女性の43.9%が尿漏れを経験している状況です。骨盤内の血液やリンパの流れが良くなり、子宮や卵巣の環境を整えてくれます。骨盤の歪みが矯正され、内臓が正しい位置に戻り、便秘や冷え、むくみの改善し、尿漏れや失禁、子宮脱の予防など、体に様々なメリットがあります。

  • Q. 膣周りのケアは何故必要ですか?

    膣周りのケアをしなければ、ムレやかゆみの症状からホルモンバランスが崩れてPMS(月経前症候群)がひどくなったり膣の委縮によるセックスレスになる事も。そして尿漏れや子宮脱などの病気を引き起こし、精神のバランスも崩しやすい状態になる事もあります。とても大切な事だからこそ、膣周りのケアの仕方について正しい知識も持って頂くと嬉しいです。

  • Q. 膣洗浄のメリットとデメリットを教えてください

    頻繁に膣洗浄はしない方が良いと思います。膣洗浄を頻繁に行うと、膣の常在菌もすべて流してしまい、違う感染症を起こす可能性もあるからです。常在菌がいなくなってしまいますとより一層、臭いがきつくなったりおりものの量も増える原因にもなります。

  • Q. 便もれの原因とは?

    便もれには色々な原因があるのでまずは病院に行って原因を確かめましょう。骨盤底筋に含まれる肛門括約筋が衰えていたり、直腸が膣の中に落ち込んでくる直腸溜が原因だったりするので会陰マッサージや骨盤底筋の運動をこまめに行い食生活や生活習慣の改善ストレスの低減に努めて下さい。

  • Q. ストレスや緊張による膣への影響とは?

    緊張したり恐怖を感じたりすると股間の筋肉が収し血流が悪くなって下腹部が冷たくなるのです。女性の生殖器は脳と親密に結びついているので脳がくつろげば連動して膣や会陰もほぐれるのです。逆に言えば、膣や会陰が柔らかくなれば脳もくつろぐという事です。女性が冷えて、乾いたり硬くなったりしている人はリラックスする事が苦手な方が多いので、自分自身が身も心もリラックスできる方法をやケアを見つけると良いです。

  • Q. 膣や会陰が冷える原因となる代表的なものは何でしょうか?

    膣や会陰が冷える原因となる代表的なものと言われているものはブルーライト、夜更かし、ストレスや緊張、冷え性、体に負担をかける食事、砂糖の摂りすぎ、セックスレス、呼吸が浅いなど現代女性のほどんどの方が当てはまるものが多いかと思います。

  • Q. ブルーライトは女性の大敵?

    パソコンやスマートフォンで使われている光には、太陽光に近いブルーライトというものが含まれています。そのため夜、太陽が沈んだ後にパソコンやスマートフォンを見ているとホルモンのバランスが乱れる可能性があります。女性の健康にとってホルモンバランスは非常に大切なので寝る前は出来るだけパソコンやスマートを見ない様にすることをおススメします。目を使いすぎると、骨盤内の血流も悪くなりしだいに、子宮周りは冷えて、乾いたり、硬くなったりします。結果的に骨盤底筋も衰えてしまう事につながります。

  • Q. 子宮頸がんを引き起こす「ヒトパピローマウィルス」はどのようなものですか?

    比較的感染しやすいヒトパピローマウィルスですので、感染しても免疫力が十分にあれば、自然消滅するウィルスです。免疫力を保つこと、低下させない事に気をつけて頂きたいと思います。常にデリケートゾーンを清潔に保ち、保湿をし、自浄作用を高め、感染してもウィルスが死滅するように免疫力を高めておくよう日々の生活の中で気をつけていきましょう。

  • Q. 子宮腟部びらんについて教えてください。

    子宮腟部びらんの方の大半が自覚症状が無いことが多いです。特に、これ自体が病気ではないので、即座に治療が必要という訳でもありません。ただし、分泌物を出すびらん部分の面積が大きいため、おりものが多い、黄色いなどの症状がある方もいらっしゃいます。また、びらんの部分は感染や刺激に弱いため、性行為の時に痛みがあったり、出血がおこったりすることがあります。

  • Q. 抗生物質を服用したときに膣回りのトラブルが起きやすいというのは本当でしょうか?

    抗生物質を服用した時は注意が必要です。特に、カンジダ菌は女性なら誰でも常在する真菌の一種です。このカンジダ菌が常に膣内の乳酸菌と戦っています。通常であれば乳酸菌の方が優位なので、乳酸菌がカンジダ菌をやっつけてしまい、影響を受けることはありませんが、抗生物質を服用すると乳酸菌までもやっつけられてしまい、カンジダ菌が繁殖しやすくなると言われています。