第34回 デリケートゾーンの老化現象について
女性の“陰部”が老化することをご存知ですか?
デリケートゾーンは日常生活の中で刺激や負担を与えてしまっていることが多く、年齢を重ねると顔と同じように老化していきます。
そして体の中で最も老化が進みやすいパーツでもあります。
このまま放っておくと怖い状態になってしまう可能性もあります。
体の老化は誰にでも訪れます。30歳前後くらいから進行していく老化は40歳を過ぎると加速していき老化がもたらす健康上のさまざまなトラブルの原因ともなっていくのです。この老化は美容にも大きな影響をもたらし、シワやたるみ、シミといった悩みをもたらすことは言うまでもないでしょう。
ではデリケートゾーンが老化すると、どんなカラダの変化が起きるのでしょうか?
あなたはどれだけ当てはまっているのか、まずはチェックしてみましょう。
1 膣にゆるみが起きる
女性として気になるのが“膣の締まり”です。最近パートナーとのセックスがうまくいっていない、と感じることはありませんか?「彼がイキにくくなった」というのは膣がゆるんでいるサイン。またタンポンが落ちるようになったといった場合もゆるみが始まっている合図です。
それからこれも避けられないのが筋肉のゆるみ。これは膣の緩みだけの問題ではなく尿漏れの問題も引き起こします。男性と比べて女性は尿道が短いため筋肉のゆるみによる尿漏れを起こしやすいのです。
2 黒ずみやお肌のトラブルが目立つようになる
年齢とともにデリケートゾーンにもくすみが起きます。顔と肌質がとても似ているため、老化の仕方も似てきます。肌と同様に潤いが低下していきます。よく知られているように30歳前後からセラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸といった保湿成分が肌から失われていくようになり、肌が乾燥しやすい状況になっていきます。潤いが不足するとバリア機能も低下し、雑菌が繁殖しやすくなったり、お手入れの際に傷みやすくなるといった問題が生じるようになります。下着による締め付けも原因になりますので、サイズや素材を意識して選びましょう。
3 湯船で膣にお湯が入る
これは女性器のゆるみと同じです。ゆるみが進行すると入浴の際に、膣の中にお湯が入ることがあります。日常のちょっとした時間でできる、おしりをキュッとしめる膣のトレーニングを取り入れてみましょう。
4 ニオイが気になる
老化すると陰部そのものからニオイを感じるようになります。歳とともに膣の分泌物が減り、雑菌が増えやすくなります。また、加齢だけではなく、女性の陰部は複雑な仕組みをしているので、雑菌がたまりやすく、他のパーツと比べて、においやすいのも特徴です。陰部は他のパーツ以上に清潔にする必要があります。
5 しわやしぼみができる
角層の薄い陰部が老化すると、肌にハリや弾力がなくなっていきます。年齢的な老化現象もありますが、洗いすぎることもシワの原因に大きな影響をもたらします。さらに老化によって膣の粘膜が薄くなって柔軟性が失われたり、ホルモンが減少すると性交痛が生じるようになります。老化が進めば進むほど現れやすくなり、更年期に入ると日常的に出血や痛みが生じるケースも出てきます。
こうしたデリケートゾーンの老化がもたらすさまざまなトラブルは年齢を重ねた女性に多かれ少なかれ見られるものです。あまり触れたくない問題ではありますが、できるだけ症状を和らげるためにも、早い段階から老化対策や肌のケアが必要になってきます。理想としては老化が気になりはじめる前の20代後半くらいから対策を始めておきたいところです


