女性としていつもでも輝くための最大のコツは、膣周りを清潔に保ち、きちんと潤いがある状態に保つこと。しっかり粘液を出せる状態の膣にしておくことは免疫力を高めることにもつながります。免疫力が上がれば肌艶も良くなり心身も健康でいられます。
粘膜は脳とつながっており、精神面まで影響を及ぼします。デリケートケアを習慣化し、いつまでも大らかな若々しさを維持していきましょう。

大陰唇は角層がまぶたほどに薄く、小陰唇や膣口は粘膜なので、おりものの量やニオイが気になるからといって、デリケートゾーンを洗剤で洗い過ぎるのは逆効果です。
「優しく洗って、適切に潤す」専用のお手入れで雑菌の繁殖を防ぎ、膣やデリケートゾーンのうるおいを保つケアが大事です。

デリケートゾーンはメラニン活性が高く、お肌も薄くトラブルや色素沈着を起こしやすい部位です。特に太ももの付け根のVラインは下着などの摩擦でメラニン色素の生成を誘発されやすく、老廃物が滞って色素沈着を起こしてしまうと、黒ずみの改善は時間を要します。
定期的かつ日常的なデリケートケアで肌代謝を促し、作られてしまったメラニン色素を蓄積させず、肌の透明感とバリア機能を高めるケアが大事です。

小陰唇の肥大は、一般的には遺伝や、思春期、妊娠、閉経、老化によるホルモンバランスの変化や、環境や摩擦なども原因といわれています。
小陰唇が肥大すると常にこすれて黒ずみが促進される状態になるため、デリケートケアで大陰唇をふっくらさせ外的刺激からガードしてあげることがお勧めです。

女性ホルモンは皮脂腺の抑制をしているため、女性ホルモンが減少し始めると加齢臭は強くなります。デリケートゾーンも女性ホルモンが減ると皮脂腺の抑制が効きにくくなるため、加齢臭に着目したデリケートケアが効果的です。

膣や会陰が冷えて硬くなると骨盤底筋群が衰え、お尻の肉が垂れて臀部の膨らみが失われます。定期的なデリケートケアで膣や会陰を温め、骨盤底筋群に働きかけることはお尻の膨らみだけでなく、脳の疲労回復や心の健康にも効果的です。

外陰部がたるむ原因は、年齢を重ね、デリケートゾーンのお肌のハリや弾力が衰えてたるむ場合と、急激に体重が落ちて、痩せるスピードに皮膚が対応出来ずたるみが生じる場合とあります。
特に大陰唇の面積が大きい方や乾燥している方は、骨盤底筋群を鍛え子宮周りを冷やさないエイジングも兼ねたケアをおススメしています。