第70回 小陰唇が大きくなる原因

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[まず小陰唇とは]

陰部にあるふっくらとした毛の生えている部分を大陰唇といい、その内側にある薄いひだが小陰唇です。

左右の小陰唇を軽く外側へ引くと尿道、膣などの粘膜が見えるようになります。また、小陰唇と大陰唇の間に、ひだ状の皮膚がある事もあり、これを副皮と呼ぶことがあります。副皮はある人とない人がいます。片側だけあるということもしばしばありますが、正常・異常というより個人差ととらえた方がよいでしょう。

[小陰唇が大きくなる原因]

小陰唇は思春期から大きく厚くなったり色素沈着が出てきて、20歳までには完成します。どのくらい大きくなるかは遺伝的な要素が強く、個人差も大きいです。しかしその後、様々な要因で大きくなることもあり具体的には引き伸ばすような物理的刺激、アトピー性皮膚炎や、尿失禁に伴う皮膚の炎症、リンパ浮腫などもあります。小陰唇の役割は、雑菌から膣を守る、尿の飛び散りを防ぐ、性交渉の際に陰茎を包み込む、などがあります。

『大きさに関しては、あくまでも平均値ですが』

<平均>

高さ(垂直方法)1~1.5センチ

長さ(上下方向)4~5センチ

厚さ 0.3~0.5センチ

足を閉じている状態でも、小陰唇が大陰唇に完全に隠れる人は全体の20%程度で、残りの人は何らかの程度で露出しています。少しくらい出ているからと言ってすごく大きいわけではありません。

多少の左右差があることは珍しくないので、軽いものだったら気にする必要はないと思います。

小陰唇のヒダを小さくするには、手術で切除するしか方法はありません。

 

小陰唇肥大で起こりうる症状には次のようなことがあります。

 

・ニオイがキツくなる

小陰唇が大きいとその分汚れなどがたまりやすくなったり、ムレたりすることが多くなります。そうなるとそこから雑菌が繁殖しニオイを発するようになります。意識して清潔を保つようにしましょう。ただし、洗いすぎやあまり洗浄力の強い石けんなどで洗うと逆効果の場合もありますので出来るだけ肌に優しいものや女性器専用の石鹸を使うようにしましょう。

・黒ずみが増す

小陰唇が大きいことでどうしても下着にあたって擦れてしまいます。日々擦れることで皮膚が刺激を受けメラニン色素が反応し徐々に黒ずんでしまいます。専用の美容液やクリームなどをつけることで摩擦の予防や保湿効果があり、続けることで改善ができます。

・痛みが生じる

小陰唇と下着などが擦れや自転車やバイクに乗ったときに痛みが生じることがあります。深刻な場合は切除という方法もあります。小陰唇の肥大や色、形のことで悩みを抱えている方は多くいらっしゃいます。本来、性器の形や色には個人差があり、他人と比較しにくいため、正常か否かの判断が難しい部位といえるでしょう。不安があって、なかなか手術の決心がつかないと言う方も、お一人で悩まずお気軽になおえビューティークリニックにご相談ください。