第56回 おりもののかたまりが出たら異常?


女性は、体調や月経周期によりおりものの状態が変化します。通常、おりものは、粘性のある液状ですが、たまに透明なゼリー状のかたまりのおりものが出る場合があります。

これは、排卵期によくみられる症状で、これ自体は特に問題があるわけではありません。

おりものは体調の変化や月経周期の中で状態が変わっていくものですから、いつもと違った変化がないか常に状態を確認すると良いでしょう。

 

【白いチーズ状の塊が出る】

このようなおりものが出る場合は、カンジダ膣炎の可能性があります。

白くてボロボロとした状態なのが特徴です。

 

カンジダ膣炎は、性交渉の有無にかかわらず発症する可能性があります。

カンジダ菌は元々人の皮膚に常在する菌です。通常は免疫力が働くため発症はしませんが、免疫力が低下したり、ホルモンバランスの乱れにより繁殖をするときにおこります。

 

カンジダ膣炎が発症する主な原因は以下のような原因が考えられます

1.ホルモンバランスの変化によるカンジダ菌の増殖

2.寝不足、ストレス、疲労などにより免疫力の低下

3.洗いすぎによるpH(膣内環境)の崩れ

4.高温多湿の状況(夏場のムレ、運動による汗)

 

 

【血の塊が出る】

生理ではない時に出血した場合は、不正出血の可能性があります。

 

生理時に血の塊が出る場合は、その塊が大きい場合は、子宮筋腫や子宮内膜症の可能性が考えられます。

このような場合、子宮の収縮が強くなるため、腹痛や腰痛もおこりやすくなります。

 

いずれにしても、子宮にとって何かしらのシグナルが発せられている可能性がありますので、極力早い段階で病院で診てもらいましょう。

 

 

おりものは、女性にとって生理周期を示したり、いろいろな症状を示すサインとなりますので、日々注意をしましょう。