第14回 生理中のデリケートゾーンのケアについて

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生理中は特に様々なデリケートゾーンのトラブルが生じます。

 

例を挙げると

■むれて雑菌が繁殖しやすい

→これは、ナプキンに覆われてムレやすくなることが大きな原因となります。

 

■においがしやすくなる

→ホルモンバランスが変化し、アポクリン腺が活発になります。アポクリン腺が活発になると臭いがしやすくなります。また、特にナプキンで覆われムレると余計に臭いがきつくなります。

 

■恥垢がたまる

→デリケートゾーン、特に、大陰唇や小陰唇に経血の残りかすなどがたまりやすく、臭いだけでなく、恥垢がたまることで様々なトラブルが引き起こされる可能性が出てきます。

 

このようなトラブルが生じます。

誰もが不快に感じてしまう症状ですね。

 

このような症状をケアするのも、なかなかデリケートな場所のため注意が必要なのですが、生理中は特にデリケートな肌が特に敏感になるので注意が必要です。

 

ケアの仕方で特に気を付けたいポイントをまとめました。

1.清潔に保つこと

このポイントで気を付けることは、

①ナプキンをこまめに変えること

②アンダーヘアを適切に処理すること

の2点が具体的方法として挙げられます。

 

①ナプキンをこまめに変えること

これは、よく言われることでもありますが、汚れたナプキンを長時間装着してますと、ムレてその汚れを栄養分として雑菌が繁殖します。また、ムレた状態は雑菌が繁殖するのに一番繁殖しやすい状況ですから、気を付けていただきたいです。

また、生理用品では紙製のものが多いのですが、布ナプキンなどは紙製のものに比べて通気性も良くお肌に優しいのでお勧めです。

②アンダーヘアを適切に処理すること

このことに関しては、アンダーヘアがあることでムレて雑菌が繁殖しやすくなるというのもあるのですが、アンダーヘアに経血がくっつき汚れたままの状態が防げます。

 

 

2.優しく洗うこと

このポイントで気を付ける点は

①ゴシゴシこすらない

②指の腹で優しく洗う

③デリケートゾーン専用の洗浄剤を使用する(弱酸性のものが好ましい)

④洗い流しすぎない

 

これらのポイントは生理中に限らず、普段のデリケートゾーンの洗い方でも気を付けていただきたいポイントでもあります。

 

特に、汚れや臭いが気になるからと言ってゴシゴシ洗ったり、洗いすぎたりすると、デリケートゾーンの肌を傷つけてしまう可能性もあり、洗いすぎると良い常在菌まで洗い流してしまい、悪い菌が繁殖しやすくなる可能性もあります。

 

そういう意味では、弱酸性で洗うことも、常在菌を守り、悪い菌だけを洗うという意味では大切なポイントになります。

 

 

3.お風呂は入るように

よく、生理中に経血が出てしまうので嫌だと、お風呂に入らない(浴槽につかる)という方もいますが、生理中こそ入浴をしっかりした方が良いと言えます。

 

特に、入浴は生理痛を緩和する効果もありますし、リラックス効果もあります。入浴をすると体が温まり、血液の循環も良くなります。

 

生理中は血行が悪くなりやすいので、この点でも生理中の入浴は効果があります。

 

特に、入浴中に経血がたくさん出てくるようであれば、タンポンをすることで解決できます。

 

 

4.膣内洗浄

経血の残りがたまったりすることがあります。この経血の残りを洗い流す方法としてビデなどで膣内を洗浄することは有効的ではあります。

しかし、これをやりすぎると、膣内の常在菌まで洗い流してしまう恐れもありますので、できることなら、専門のお医者様と相談をしながらやっていただきたいと思います。

 

また、膣内を石鹸などで洗うのは絶対NGですので、気を付けましょう。